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● 究極のエコカーと言われるホンダ天然ガス車「シビックGX」
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Sankei Biz 2011.5.19 05:00
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110519/bsa1105190504000-n1.htm
「ボルト」「シムレイ」など次世代自動車 ゴールは環境性能“三者三様”
次世代環境自動車の関連技術を18日、メーカー各社が相次いで発表した。米ゼネラル・モーターズ(GM)が、昨年12月に米国で発売した電気自動車(EV)「シボレー・ボルト」を日本で初公開したほか、慶応大学系のベンチャーがタイヤをモーターで直接回す方式の新型EVを披露。
マツダはハイブリッド車(HV)などの電動化技術を使わないガソリンエンジンで、国内最高の燃費性能を持つ実用モデルを発表。
環境性能をめぐる競争は激しさを増している。
◆充電1回で600キロ走行
ゼネラルモーターズ・ジャパン(東京)の石井澄人社長は同日、
「近く日本でも公道を走行する実証実験に入る」
と説明。
発売時期は未定だが、実験を通じて日本でボルトの認知度を高め、早期の日本投入につなげたいとアピールした。
ボルトは、基本的に電池から供給される電力でモーターを動かして走行するが、電池の残量が少なくなればガソリンエンジンで発電した電力に切り替わる仕組み。
1回の充電での走行距離が通常は200キロに満たないEVの弱点を補い、約600キロの連続走行が可能という。
◆ホイールにモーター
慶応大学発のベンチャー企業、シムドライブ(川崎市)の新型EV「SIM-LEI(シムレイ)」は、1回の充電での走行距離が333キロに達する。
四輪それぞれのタイヤホイール内にモーターを内蔵する「インホイールモーター」などの独自技術を向上させ、電力の使用効率を引き上げることで走行性能を伸ばした。
同社は、シムレイ開発に参画した三菱自動車、いすゞ自動車など32社の企業に関連技術を移転し、実用化や量産を進めていく方針。
社長を務める慶大の清水浩教授は
「シムレイに続く新型車を来年3月には完成させたい」
と述べた。
◆「1リットル当たり60キロ」
一方、マツダは6月に発売する小型車の新型「デミオ」に搭載する排気量1300ccの新型エンジンを披露。
10.15モードでガソリン1リットル当たり30キロの低燃費走行を実現するといい、ハイブリッド車を除くと国内最高の燃費性能だ。
人見光夫執行役員は
「ガソリン1リットル当たり60キロ走行の性能を目指す」
と、さらなる燃費向上に挑む考えを示した。
二酸化炭素(CO2)排出量の削減に向け、自動車の環境性能向上への社会的ニーズは高まっており、各社はエンジンだけでなく変速機の改良や車体の軽量化など、低燃費につながる技術開発のペースを上げている。
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時事.com 2011/05/18-17:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011051800601
充電1回で333キロ走行=慶大発ベンチャー、EV開発
● シムレイ
慶応大学の清水浩教授が社長を務め、電気自動車(EV)開発に取り組むベンチャー企業「シムドライブ」(川崎市)は18日、試作車「シムレイ」を都内で公開した。
充電1回の走行距離は最長333キロで、現在販売されている日産自動車のEV、「リーフ」の200キロを大きく上回る。
清水社長は
「国内外の自動車メーカーへのライセンス供与により、2013年ごろに量産を実現したい」
と語った。
シムレイは4人乗りで、最高時速は150キロ。
発進から4.8秒で時速100キロに加速できるという。
車輪ごとにモーターを組み込む技術「インホイール・モーター」を採用した。
清水社長は価格について
「一つの製造拠点で年間10万台生産できるようになれば、同クラスのガソリン車よりも安くなるだろう」
との見通しを示した。
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財経新聞 2011-05-18 23:09:03
http://www.zaikei.co.jp/article/20110518/72558.html
マツダ、新デミオに搭載する高効率直噴ガソリンエンジンを発表
● マツダが開発した高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV(スカイアクティブ)-G1.3」
マツダは18日、高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV(スカイアクティブ)-G1.3」を開発したと発表した。
今年前半に発売予定の新型「デミオ」に搭載されることが決まっており、国産コンパクトカークラスに初めて搭載される「直噴1.3Lエンジン」となる。
同エンジンは、レギュラーガソリンを燃料とする自動車用量産エンジンとしては史上最高の圧縮比14.0を採用しており、特に低回転高負荷領域での高い効率性を実現している。
従来、高圧縮エンジンに不可避とされていたノッキングを防ぐため、理想的な燃焼室形状をつくる「キャビティ(くぼみ)つきピストン」や、緻密な燃料噴射制御を行う「マルチホールインジェクター」などの新技術を採用している。
また、マツダ独自のアイドリングストップ技術「i-stop(アイ・ストップ)」の作動頻度を向上させ、さらに再始動時の燃料噴射量を低減してよりスムーズな再始動を可能にすることで、燃費性能を8%向上させることができるという。
なお、同社は、同日から20日までパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2011」(主催:公益社団法人自動車技術会)に、同エンジンを出展している。
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asahi.com 2011年5月18日18時17分
http://www.asahi.com/car/news/TKY201105180352.html
鉄鋼4社、35%軽い車体を共同設計 新素材に対抗
● 鉄鋼大手が共同設計した次世代自動車向け超軽量ボディーのイメージ拡大鉄鋼大手が共同設計した次世代自動車向け超軽量ボディーのイメージ
国内の鉄鋼大手4社が18日、現行より約35%軽くなる自動車車体の骨格を共同設計したと発表した。
次世代の電気自動車向け。
2015~20年の量産化を視野に自動車業界に提案する。
新素材として注目される炭素繊維やアルミに対抗し、「鉄」をアピールする。
4社は新日本製鉄、JFEスチール、住友金属工業、神戸製鋼所。
強度が高く薄くできる自動車向け高張力鋼材(ハイテン)の使用率を、通常の5~6割から97%に高め、溶接が必要な箇所を減らしたという。
割高なハイテンを使うものの、炭素繊維やアルミと比べれば現時点では高くないといい、量産車に見合う価格に抑えられる見通しだ。
製造過程の二酸化炭素の排出も炭素繊維の約10分の1ですむとし、環境対応でも鉄の優位性を訴えている。
共同設計は世界鉄鋼協会が08年に始めたプロジェクト。
海外13社も参加している。
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さて、いろいろエコカーが出ているが、究極のエコカーとされているのがコレ。
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AFPB News 2011年04月21日 12:16 発信地:グリーンズバーグ/米国
http://www.afpbb.com/article/economy/2796379/7078414
ホンダの天然ガス自動車「シビックGX」に米国が注目
【4月20日 AFP】
これまでに聞いたこともないほど徹底したエコカー
が、もうすぐ米国中のホンダ(Honda Motor)のショールームに並ぶと注目されている。
圧縮天然ガスを燃料とする天然ガス自動車
「シビックGX(Civic GX)」
だ。
ホンダは密かにこのシビックGXで、もう10年も前から環境対策に関する数々の賞を受賞しているが最初は政府に、それから経済界のトップたちに、その後にテスト市場の限定された顧客へと、慎重にこの車を発表してきた。
そのシビックGXの一般発売が全米でこの秋から始まる。
軌を一にしてバラク・オバマ(Barack Obama)大統領は、2015年までにすべての政府公用車を代替燃料かハイブリッド車、もしくは電気自動車に代えることを含め、低燃費自動車の普及にいっそう力を入れている。
また中東情勢の緊張で石油価格が高騰し、一方で米国内で大量の埋蔵が発見された天然ガスの価格が下落する中、大幅な燃料コスト減も消費者にとっては魅力となるだろう。
しかしシビックGXがこれから参戦しようというエコカー市場は、米ゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー・ボルト(Chevy Volt)」や「日産リーフ(Nissan Leaf)」といった新型のプラグイン・ハイブリッド車や完全電気自動車が、メディアの注目を奪い合い、ますますコンパクトな車が燃費競争のしのぎを削る激戦地となっている。
ホンダは米国進出初年度の目標として、それまでの倍に相当する4000台前後の売上げを掲げている。
日産自動車(Nissan Motor)が掲げるリーフの年間売り上げ2万台と比べるとかなり控えめだ。
■天然ガスがはクリーンに燃焼できる燃料
シビックGXは、圧縮天然ガスのタンク1個で403キロの走行が可能で、ガスの充てんは自宅あるいは公共の専用補給所で数分とかからずできる。
シビックGXの環境影響評価を行った米国エネルギー効率経済協議会(American Council for an Energy-Efficient Economy、ACEEE)は、米国市場において最もクリーンな車だと太鼓判を押した。
これは天然ガスがクリーンに燃焼できる燃料だからだ。
主成分はメタンで、ガソリンに比べて二酸化炭素排出量は3割、大気汚染の原因となる粒子状物質は7~9割カットできる。
電気自動車は排気管からは何も出ないかもしれないが、
米国の電力の45%は石炭を燃料とする火力発電
でまかなわれているので、製品全体のライフサイクルで見る二酸化炭素排出量の指標、「カーボン・フットプリント」で見ると値が大きい上、バッテリーも環境負荷が非常に高い。
■天然ガス補充ステーションの拡充がか課題
一方、完全電気自動車と同様、シビックGXのオーナーは代償を求められるだろう。
「フィル(Phil)」と名づけられた比較的安い充てんユニットを買えば、自宅でガスの補充はできるが、自動車用の天然ガスの公共補給所は、広い全米にまだ870か所しかないのだから長距離移動は問題外だ。
それでも環境保全技術を専門とする米コンサルタント会社パイクリサーチ(Pike Research)は、圧縮天然ガスのコストの魅力と環境的な利点が追い風となり、シビックGXの世界全体での売上げは年間9.1%ずつ増え、2016年には320万台を売り上げるだろうと予測している。(c)AFP/Mira Oberman
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<future design>
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