2011年2月10日木曜日

反日コメント削除か

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● 平田巡査長の弁護を務めた平野浩視・主任弁護士(右)と谷田容一弁護士=宇都宮市の栃木県弁護士会館で2011年2月10日午後4時19分:毎日jpより



 サーチナニュースに出ていた記事。

サーチナニュース  2011/02/10(木) 18:49
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0210&f=national_0210_174.shtml

反日コメント削除か…中国人に発砲した県警巡査長に無罪判決

 宇都宮地裁は10日、2006年6月23日に、栃木県西方町で職務質問中に抵抗した中国人男性に拳銃を発砲し死亡させたとして特別公務員暴行陵虐致死罪に問われていた県警巡査長の平田学被告に、無罪(求刑懲役4年)を言いわたした。
 日本を非難する書き込みが殺到した中国のニュースサイト「環球網」では 10日午後6時半ごろ(日本時間)、すべてのコメントが消えた。
 サイト側が削除した可能性がある。


 死亡した中国人男性は当時36歳。
 平田被告が路上で公務執行妨害の現行犯で逮捕しようとしたところ、竹棒や石灯籠の一部を持ち抵抗したため、平田被告は拳銃1発を発射した。
 弾丸は腹部に命中し、男性は死亡した。

  同件を伝えた中国メディアの環球網の記事には、日本を非難する声が集まり始めた。
 最初は、
 「日本では中国人を殺しても無罪」、
 「日本は戦争でどれほど中国人を殺したと思っているのだ」
などの意見と
 「日本に行く方が悪い」
とのコメントが集まった。

  午後6時ごろからは、
 「中国には日本人がたくさんいる。かたきを討つチャンスは多い」
などの主張が集まりはじめた。
 午後6時半ごろになり、すべてのコメントが消えた。

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◆解説◆
  環球網の記事内容は日本の報道と同様で、中国人男性が抵抗したため、平田被告が最後に発砲したことや、
 「中国人男性がつめより、灯籠の石で殴ろうとした。生命の危険を感じたからこそ発砲した」
などした被告側主張も紹介した。




 日本の新聞記事を毎日jpから。

毎日jp 毎日新聞 2011年2月10日 19時40分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110211k0000m040056000c.html

中国人死亡事件:発砲の警察官に無罪判決 宇都宮地裁

 栃木県西方町で06年、職務質問に抵抗した中国人男性(当時38歳)に発砲し死なせたとして、付審判決定を受け特別公務員暴行陵虐致死罪に問われた県警巡査長、平田学被告(35)に対し、宇都宮地裁は10日、無罪(求刑・懲役4年)を言い渡した。
 佐藤正信裁判長は
 「男性の抵抗は積極的で激しく、発砲は正当防衛に当たり、違法性はない」
と述べた。

 判決は、男性が至近距離まで近づき、石灯籠(どうろう)の一部(重さ約3キロ)を平田巡査長の頭へ振り下ろそうとしたと認定。
 「生命・身体の危険があり、威嚇射撃のいとまもなかった」
と判断、警察官職務執行法で許される発砲だったと結論付けた。
 検察官役の指定弁護士は「抵抗されて恐怖にかられ発砲した」と違法性を主張したが、判決は目撃証言などから「採用できない」と退けた。

 遺族の告訴に対し宇都宮地検は正当防衛を理由に不起訴としたが、地裁は09年4月に遺族の付審判請求を認めた。
 地裁の付審判決定では、平田巡査長は駐在所巡査だった06年6月23日、同町の路上で職務質問をしようとした際に男性が抵抗したため、拳銃を1発発射し腹部に命中させ死亡させたとして起訴されていた。


 




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