2010年10月5日火曜日

やっと出てきた、裸眼3Dテレビ:マヌケとさようなら

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東京新聞 2010年10月5日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010100502000043.html?ref=rank

メガネなし3Dテレビ 東芝

 東芝は四日、専用メガネを使わずに三次元立体(3D)表示する液晶テレビ「グラスレス3DレグザGL1」シリーズの二機種を十二月下旬に発売すると発表した。
 現在、パナソニック、ソニー、シャープ、東芝が専用メガネを使用する3Dテレビを発売しているが、裸眼で3D映像が見られる液晶テレビの発売は世界初。

 想定価格は20インチの「20GL1」が二十四万円前後、12インチの「12GL1」が十二万円前後。東芝はそれぞれ月一千台の販売を目指す。

 3Dテレビは、右目と左目が異なる映像を見る「視差」を利用して立体感を再現させる。

 東芝が発売する裸眼3Dテレビは、位置や角度が異なる複数の映像を同時に映し出す「インテグラルイメージング(光線再生)方式」を採用。
 同社独自の映像処理技術により、一つの画像から瞬時に、九方向から見た九種類の画像を生成。
 それを液晶パネルの上にある特殊なシートを通して見ることで、左右の目それぞれに角度の異なる立体映像を表示することができる。

 高速演算処理によってテレビ側が3D映像を生成するため、通常のテレビ放送も立体化して楽しめる。
 ただ、3D映像の迫力を楽しむのは40インチ以上の大画面というのが業界の流れだ。
 20インチと12インチでは、3Dを楽しむのに十分なサイズとは言い難いとの指摘もある。

 東芝の大角正明上席常務は
 「現状は小さいサイズだが、メガネなしの大型化が(3Dテレビの)方向性だ。世界で最も早い大型テレビの裸眼3D化を目指す」
としている。


 「アバター」が巻き起こした「3D旋風」
 それをテレビで、と。
 バカバカしくも発売したのがメガネ3Dテレビ。
 
メガネ3D、そんなものは、はるか昔、大昔からある。
 「メガネ3Dテレビ」とは、ただ常識ある人たちに
バカにされたテレビ
 「はやぶさ」が帰還するほどのこの世の中で、テレビ技術は昼寝していたのか。
 この進歩した世の中、誰がいちいちメガネをかけてテレビをみる。
 昨今はまるでテレビを見ないという人も多数いる世の中だ。
 テレビ離れが常態の時代だ!
 そのような人をテレビに向かわせるに、「メガネをかけろ」だと。
 冗談も休み休み言え!

 ギズモードはいう。
 「マヌケなメガネ」と。

GIZMODO 2010.01.08
http://www.gizmodo.jp/2010/01/giz_explains3d.html


皆が気になる3D技術、総まとめ(動画)あり


 技術陣がお尻をひっぱたかれてやっとこさ出してきたのがこのテレビ。
 「デジタル放送+裸眼3D」、これが
現代テレビ基礎仕様であろう。
 メガネをかけてテレビを見るなんて、みっともなくて「マヌケな奴」になりたくはないだろう。
 
「マヌケとさようなら」したいだろう。

 もう少し調べてみる。


IT Life hack 2010年10月05日10:00
http://itlifehack.jp/archives/3642351.html

【最新ハイテク講座】
もう専用メガネはいらない 東芝が裸眼3D液晶テレビを開発

 家庭用液晶テレビで、3Dに対応したタイプは人気が高く、徐々に盛り上がってきている。
 パソコンでも3D対応モデルが登場してきているほどだ。
 その主流はアクティブシャッター方式という、専用メガネが必要なもの。
 テレビ画面上に右目用と左目用の画像を交互に出し、その画像に同期するように専用メガネの左右のレンズを交互に透過・非透過の切り替えを行っている。

 東芝は、今まで必須だった専用メガネなしで3Dを体感できる液晶テレビ「グラスレス3Dレグザ GL1」シリーズとして、20V型「20GL1」、12V型「12GL1」を発表した。
 想定価格は20GL1が24万前後、12GL1が12万円前後で 12月中旬から発売する予定だ。
 いままで専用メガネなしで3Dが見られる液晶は、携帯電話向けやデジタルカメラ向けなど小型の液晶に限られていた。
 民生用デジタル液晶テレビでは世界初となるとのことだ。


● 1画素で9種類の異なる画像をリアルタイムに表示し、見る方向によって画像を変えている。
 右目と左目では見る方向が異なるため、見える画像も異なる

 通常のテレビでは、1画素で1つの映像を映し出す。しかし、GL1シリーズは1画素で9つの映像を映し出す。
 この9つの映像は、視差が違う映像となっている。
 つまり、1画素から視差の違う9つの画像を角度を変えて出力している。
 同じ1画素でも、右目で見る画像と左目で見る画像が異なることになるため、立体で見えるのだ。
 左右15度、計30度からの視聴を想定しているとのこと。
 液晶からの距離は、20GL1で90cm、12GL1で65cmを推奨している。

 9つの画像は、2D映像からでも3D映像からでも生成できる。
 20GL1では高性能プロセッサー「Cell Broadband Engine」と多視差変換LSIを搭載した新開発の「グラスレス3D専用CELLレグザエンジン」を利用している。
 12GL1は画素数が少なく、 20GL1ほどの演算処理が必要ないため、CELLではなく独自映像処理LSIと多視差変換LSIを組み合わせている。
 ベースとなる画像から、人物(顔)、動き、風景(構図)を識別し、奥行きを復元する。
 この奥行きの情報から3D映像の元となる視差の異なる画像を生成する。


● 9種類の異なる画像は、垂直レンチキュラーシートにより光を出力する方向を変えている

 液晶パネルはRGBを立てに配列した新画素構造を持つ。
 これに垂直レンチキュラーシートを使って方向を変えて、光を出力している。
 見る角度によって、画像がずれていくようになっている。

 東芝では、GL1シリーズをCEATECで展示する。
 さらに56V型も技術展示する。この技術はPCにも応用される予定で、グラスレスタイプの3Dマシンの技術展示も行われる。
 大型テレビへの応用にもある程度の可能性を見せていることで、これからの製品開発に期待できそうだ。

●20GL1の主な仕様
・チューナー:地上デジタル×2、BS/110度CSデジタル×2
・液晶:20V型グラスレス専用LEDパネル(表示画素数1280×720、パネル総画素数429万4400画素)
・入出力端子:HDMI入力(1080P(60/24p)入力対応)4系統4端子、ビデオ入力1系統1端子、光デジタル音声出力、HDMIアナログ音声入力、ヘッドホン、USB1端子、LAN1端子、B-CASカードスロット
・サイズ(スタンド除く):64.0×10.5×66.3cm(設計値)
・質量:未定

●12GL1の主な仕様
・チューナー:地上デジタル×1、BS/110度CSデジタル×1
・液晶:12V型グラスレス専用LEDパネル(表示画素数466×350、パネル総画素数147万画素)
・入出力端子:HDMI入力(1080P(60/24p)入力対応)1系統1端子、ビデオ入力1系統1端子、ヘッドホン、USB1端子、LAN1端子、B-CASカードスロット、SDメモリーカードスロット
・サイズ(スタンド除く):33.7×5.2×27.2cm(設計値)
・質量:未定


 難しい。
 もうちょっと詳しく。



Phile web 2010年10月04日
http://www.phileweb.com/news/d-av/201010/04/26987.html

20V型は4K2K相当のパネルを使用
東芝、20V/12V型裸眼3Dテレビ“REGZA”GL1シリーズを発売 - 専用LED液晶パネル採用、20V型はCELLエンジン搭載
ファイル・ウェブ編集部

 既に速報にてお伝えしているとおり、(株)東芝は本日裸眼で3D視聴できる“グラスレス3Dテレビ”2製品を発表した。
 本項では製品についての詳細をレポートしよう。

 今回発売される“グラスレス3Dテレビ”は、20V型の「20GL1」と12V型の「12GL1」の2種類。
 両機とも12月下旬に発売する。
 価格はいずれもオープンだが、20V型は24万円前後、12V型は12万円前後での販売が予想される。


● 12GL1(左)、20GL1(右)

 両機は、インテグラルイメージング方式とレンチキュラーシートを組み合わせたグラスレス3D専用LED液晶パネルを搭載し、2D映像の表示に加え、裸眼での3D視聴に対応しているのが大きな特徴だ。
 2D/3D表示の切り替えは、ブースでは実際に見ることはできなかったが、付属のリモコンに設けられたボタンで行うとのこと。

 「20GL1」は解像度1,280×720(2D/3Dとも)・約829万画素・アスペクト比16対9のパネルを搭載。
 コントラスト比は550対1。
 「Cell Broadband Engine」をコアに、多視差変換LSIを組み合わせたグラスレス3D専用CELLレグザエンジンを採用している。
 高い演算処理能力を持つ同エンジンにより、グラスレス3D専用の映像に高精度変換を行うことができるとのこと。
 推奨3D視聴距離は90cm。
 3Dの視野角は左、右それぞれ15度となる。


● 20GL1のサマリー


● 20GL1、スタンドが付属する

 音声面ではCONEQ/Class-Dデジタルパワーアンプを内蔵。
 ほか、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを各2基搭載することに加え、入出力端子としてInstaPortに対応したHDMI入力端子を4系統(うち1系統はARCにも対応)、ビデオ入力1系統、3.5mmアナログ音声出力(固定/可変)1系統、光デジタル音声出力、HDMIアナログ音声入力、ヘッドホン、USB、LAN端子を備えている。

 また、画面の明るさを抑制し消費電力を低減する「消費電力低減設定」や、無操作状態が3時間続くと待機状態にする「無操作電源オフ機能」、外部入力選択時に無信号が15分間続くと待機状態にする「無信号電源オフ機能」などの省エネ対応設計が施されている。

 「12GL1」は解像度466×350(2D/3Dとも)・約147万画素・アスペクト比4対3のパネルを採用。
 コントラスト比は500対1。グラスレス3D専用レグザエンジンも搭載している。
 推奨3D視聴距離は65cm。こちらも3Dの視野角は左、右それぞれ15度。
 地上・ BS・110度CSデジタルチューナーを各1基搭載する。


● 12GL1のサマリー


● 12GL1

 また入出力端子としてInstaPortに対応したHDMI入力端子1系統、ビデオ入力1系統、ヘッドホン、LAN、USBを搭載。
 SDカードスロットも備え、SDカードへのワンセグ録画やカード内のJPEG画像やAVCHD動画の再生にも対応する。


● 右サイドにSDカードスロットなどを搭載


● 左サイドにはHDMIやUSB、ビデオ入力端子を備える

 さらに、両モデルともUSB HDDへの録画も可能。最大4台の同時接続に対応している。
 ただし録画機能についての詳細は未定とのことで、「20GL1」が2番組同時録画に対応するかについて、あるいは用意される録画モードなどについては明らかにされなかった。
 こちらは「詳細は11月中に決まる予定」(同社説明員)とのことだ。

■グラスレス3D専用LED液晶パネルとは

 通常の液晶パネルは横方向に長方形のRGBのサブピクセルを並べ、3個のサブピクセルで1画素を構成するところ、この新開発のパネルは平行四辺形のRGB サブピクセルを縦方向に配置、RGBそれぞれ9個・計27個のサブピクセルで1画素を構成する。
 そして縦方向の9つのRGBサブピクセルで1視差の映像を表示し垂直レンチキュラーシートで9方向に放射することで、裸眼での立体視を得るという。


● 新開発パネルの詳細

 特に、20V型の「20GL1」は、「4K2K相当のパネルを搭載している」(同社説明員)という。
 こちらは2009年度補正予算により総務省から受託した「眼鏡の要らない3次元映像技術の研究開発(次世代・究極3次元映像技術)」において、東芝モバイルディスプレイ社と東芝が共同で開発した研究成果を採用しているとのことだ。

 バックライトにはLEDを採用。20V型の「20GL1」は1,440個のLEDを液晶直下に配置することで、明るい3D映像を実現するという。
 また 12V型の「12GL1」については、個数や配置方法の詳細については語られなかったが、「エッジ配置である」(同社説明員)と説明していた。

 また、画面中央と画面端の光線の向きを変えることで視域を改善している点もアピールしているが、こちらはソフトウェア的に制御しているとのこと。
 RGBそれぞれのサブピクセルに表示する映像をずらすことで光線の向きを中央に傾け、画面の左端から右端まで正しく見えるよう、視域を改善するという。


● 光を最適な方向へ制御するという

 本パネルは東芝モバイルディスプレイ社で製造を行うが、具体的にどこの工場で生産するかは未定だという。
 「平行四辺形の画素というのも通常の液晶パネル製造とは違う部分。
 グラスレス3D専用パネル用に生産ラインも開発した」と語る説明員。
 その点からも、コスト的には月販1,000台ずつではペイしないだろうということが想像される。

■グラスレス3D専用のレグザエンジンとは

 また、「20GL1」はグラスレス3D専用CELLレグザエンジンを、「12GL1」はグラスレス3D専用レグザエンジンを搭載している点も特徴として挙げられる。


● 「20GL1」はグラスレス3D専用CELLレグザエンジンを、「12GL1」はグラスレス3D専用レグザエンジンを搭載

 グラスレス3D専用CELLレグザエンジンは、「Cell Broadband Engine」と新開発の多視差変換LSI(本製品の場合は9視差に変換)を合わせたもの。
 Cellの高速な演算処理により、グラスレス3D用の9視差映像をリアルタイム生成する。

 9視差映像の生成方法だが、2D映像の場合はまず、手前の物体ほど見かけの動きが速いという基本原理から前後関係を推定し、奥行き復元を実施。
 さらに四隅の色のヒストグラムと1,400ものサンプル画像から、構図識別に基づく奥行きの復元を行う。
 3D映像の場合は、奥行きの推定を実施する。
 その後の工程は 2D/3D同様、映像データを9視差分にレンダリングし、さらに超解像処理にも使われるプロセスで高画質化を施してパネルへ出力する、という仕組みだ。


● 2D映像/3D映像それぞれの変換のしくみ

 なお「グラスレス3D専用CELLレグザエンジン」と「グラスレス3D専用レグザエンジン」の違いは「演算処理量。20GL1は解像度1,280×720、12GL1は466×350で、必要とされる処理量が違う」(同社説明員)のだという。

 今回、20GL1は外形寸法640W×663H×105Dmmと奥行きもあり、画面下にもかなりスペースをとっている。
 説明員に聞いたところ、これはグラスレス3D専用CELLレグザエンジンが大きいためとのことだ。


● 見ての通り両機とも奥行きがある


● 20GL1は画面下側(iMacで言うところの”アゴ”)にかなりスペースが設けられている。ここにCELLが入っているという

■56V型のグラスレス3Dテレビ試作機も参考出展

 ブースには製品化される2モデル以外に、今後の大型化を示唆する56V型モデルも参考出展されている。
 説明員によると、グラスレス3Dテレビの大型化は、通常の液晶テレビの大型化と比べて技術的に乗り越えるべき問題が多いのだという。
 「大型化にあたってポイントとなるのは『画素数』と『視差数』。画素数が少ないまま大型化すると、引き延ばされた感じの3D映像になってしまう」と説明していた。56V型モデルの詳細については多くを明らかにされなかったが、「20GL1と同じく4K2K相当のパネルを搭載しているが、20V/12V型のように9視差ではなく、6視差に減らしている」
とのことである。


● 参考出展された56V型のグラスレス3Dテレビ


 やっぱり難しい。




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記事入力 : 2010/10/24 05:39:31
http://www.chosunonline.com/news/20101024000012
http://www.chosunonline.com/news/20101024000013

3Dメガネ、開発競争が激化

3Dメガネの市場は数年以内に急速に拡大する見込み

サムスン電子は度入りの3Dメガネを開発

LGは重さ半分の3Dメガネを開発中



 今年1月、米国ラスベガスで開催された国際家電展示会「CES2010」に出席したサムスン電子の李健煕(イ・ゴンヒ)会長は、3D(3次元立体映像)テレビ用メガネを着用した際、
「もっと楽なメガネを開発せよ」
と指示した。
 李会長が着用したメガネの重さは90グラムだったが、現在サムスン電子が販売している3Dメガネは30グラムにまで軽量化された。

 サムスン電子は今月20日から、新たに開発した「3D度入りメガネ」の販売を開始した。
 これまでユーザーは、自分のメガネの上に3Dメガネを着用しなければならず、映画を見るとき、メガネがズレ落ちるケースもあり、不満の声が多かった。
 この問題を解決するため、サムスン電子が新たに開発したのが 3D度入りメガネだ。
 3Dテレビが世界のテレビ市場で注目を集める中、3Dメガネも急速に進化している。

■3Dメガネ、3Dテレビと同時に成長

 この日登場した3D度入りメガネは、サムスン電子が指定したメガネ店600カ所以上で販売される。
 指定店で視力検査を受け、レンズメーカーのブリック社がレンズに度を入れるという方法で作られる。
 この流れが続けば、一般のメガネ店でも3Dメガネを取り扱うようになる、と業界関係者は予測する。
 一般のメガネをあつらえるのと同じように、3Dメガネについても、ユーザーがフレームやデザインを選べるようになるというわけだ。

 3D度入りメガネの市場は、3Dテレビ市場と共に成長すると見込まれている。
 3Dテレビを購入する際、通常は二つの3Dメガネがついてくる。
 追加で購入するには、1個当たり5万ウォン(約3600円)から15万ウォン(約1万1000円)ほど支払わねばならない。

 市場調査機関のディスプレーサーチは、今年世界の3Dテレビ販売台数を324万台と予想しており、2011年には1742万台、2012年には 4084万台に急増すると見込んでいる。
 2014年には、世界のテレビ販売台数の30%以上となる9155万台に達すると言われている。

 サムスン経済研究所のチャン・ソンウォン研究員は、
 「動画コンテンツをより立体的に楽しみたいという需要が高まり、今後数年以内に、3Dテレビは最もよく売れるテレビになるだろう。それに伴って3Dメガネ市場も拡大するはずだ」
と述べた。

■メーカー各社は3Dメガネの技術開発に拍車

 そのためメーカー各社は社運をかけ、3Dテレビ用メガネの開発に力を入れている。

 現在、サムスン電子、LG電子、ソニー、パナソニックなど大手電子メーカーはシャッターグラス方式を採用している。
 シャッターグラスとは、左右のレンズのシャッターが互いに開いたり閉じたりしながら、短時間で双方の映像を見えるようにする方式だ。
 美しい3D効果を出すことができる一方で、メガネに電力を供給する仕組みが必要な点が弱点とされている。

 これらの問題を克服するには、さらに軽量化し、着用時の負担を取り除く必要がある。LG電子の関係者は、「現在、3Dメガネの重さは40グラムほどだが、来年には20グラムにまで軽量化できる見通しだ」と語る。LG電子はレンズメーカーと協力し、鼻にかかる負担を最小限に抑える研究に取り組んでいる。

 しかし、ユーザーが待ち望むグラスレス3Dテレビ時代の到来には、しばらく時間が掛かりそうだ。
 メガネなしで3Dの効果を出すには、テレビの正面だけでなく、横から見るときも同じような画面が表示されなければならないが、それを実現するディスプレー技術はまだ開発されていない。

 今月12日に国際情報ディスプレー展示会に参加した、サムスン電子映像ディスプレー事業部の尹富根(ユン・ブグン)社長は、「現在の技術でグラスレスの3Dを実現するには 140型以上のサイズが必要だ」と述べた。


 低レベルな状況把握である。




 <future design> 



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